プロツアーパリの成績優秀者の中に
「鍛えられた鋼デッキ」なるものがあったので
個人的に改良を加えたものを晒し
どういった点が強力なのか、何が弱点なのか
を紹介したいと思います。



白単(時々青白)鍛えられた鋼デッキ

クリーチャー 30
4 《献身的な補充兵》
4 《きらめく鷹》
4 《メムナイト》
4 《羽ばたき飛行機械》
2 《ファイレクシアの破棄者》
4 《信号の邪魔者》
4 《鋼の監視者》
4 《危険なマイア/Perilous Myr(SOM)》

呪文 12
1 《キマイラ的大群》
4 《きらめく鷹の偶像》
3 《オパールのモックス》
4 《鍛えられた鋼》

土地 18
4 《激戦の戦域》
4 《金属海の沿岸》
10 《平地》

サイドボード 15
2 《神への捧げ物/Divine Offering(MBS)》
2 《氷河の城砦》
2 《島》
3 《凶運の彫像/Jinxed Idol(M11)》
3 《呪文貫き》
3 《統一された意思》




改良といってもメインの危険なマイアと
サイドボードを変更しただけのモノです。

このデッキの強さは以下のとおりです。
1.量・質・スピード
2.全体除去耐性
3.豊富な飛行クリーチャー



まずは1.量・質・スピードについて
量は、クリーチャー30枚と0~2マナしか存在しない
構成によって大量展開を可能にします。

質は、
《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》
《鋼の監視者/Steel Overseer(M11)》
《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》
3本柱によって強化されます。

スピードは、ゴブナイトには劣るかもしれませんが
それでも現環境ではトップクラスのスピードです。


2.全体除去対策
まず、メインボードに
《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》4枚と
《キマイラ的大群/Chimeric Mass(SOM)》1枚によって
クリーチャーの全滅を防ぎます。
さらにサイドボードによって、青白ウィニーへと変貌し
4ターン目以降は相手の《審判の日/Day of Judgment(M11)》を
カウンターするため1~2マナを残しつつ動きます。

3.豊富な飛行クリーチャー
これがゴブナイトとの決定的な差であると思います。
《羽ばたき飛行機械/Ornithopter(M11)》
《きらめく鷹/Glint Hawk(SOM)》
《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》
《信号の邪魔者/Signal Pest(MBS)》
上記4枚ずつにより確定ダメージの量が格段に増えます。
たとえ全体除去に成功しても

《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》
       +
《きらめく鷹の偶像/Glint Hawk Idol(SOM)》
が置いてあれば返しのターンで4点を与えられます。



『弱点』
単体除去がないので《レオニンの遺物囲い/Leonin Relic-Warder(MBS)》
によって《鍛えられた鋼/Tempered Steel(SOM)》を除外されると
一気に火力が減りペースが奪われます。
さらに、ハンデスによってカウンターを落とされた後の
《黒の太陽の頂点/Black Sun’s Zenith(MBS)》や
《弱者の消耗/Consume the Meek(ROE)》をされると
一気に壊滅します。
戦いがもつれた後に、《墓所のタイタン/Grave Titan(M11)》や
《業火のタイタン/Inferno Titan(M11)》が出てくると
太刀打ちができなくなってしまうのも難儀です。






ですが、これから流行りそうな青白cow-goに対して
非常に有利にゲームが運べるためトップメタに対するメタとして
活躍してくれることを期待します。

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